「家印株式会社が朝日町にあったから、この地域に来ました」という岩永さん。地域に密着し、地域に貢献している、こちらの会社に魅力を感じて、2017年7月に転職し移住。朝日町と密な関係にある家印株式会社で、岩永さんも一緒に地域を盛り上げています。

Uターンをするまで

2017年7月に、大阪から富山県朝日町にUターン。Uターンをして約1年になる岩永さんの出身は朝日町ではなく滑川市です。朝日町には、Uターンで戻って来るまで、ほとんど訪れたことがなかったそうです。

「高校卒業後に、大学進学のために京都へ。その後、デザインの専門学校に行き、大阪のデザイン会社に就職。
大阪で勤めていたデザイン会社は、プロダクトデザインメインの会社だったため、金属メーカーの商品のデザインをしたり、HPを作成したり、自社で家具を作って販売したり、ショールームの接客対応と、仕事は多岐にわたっていました。働いている中で、もう少し建築の仕事を専門的にやりたいという心境の変化も出てきて転職活動を開始しました。

いずれ地元の富山に帰りたいとぼんやりと考えていたので、関西だけでなく、Uターンをして富山で働くことも視野に入れて、自分のやりたい方向性の会社を探し始めました。

そうしたら、たまたま、今勤めている会社の社長の坂東さんのブログで人材募集しているのを見つけました。面談はもちろん、帰省の際に食事会に声をかけてもらい、飲食しながらスタッフや地域の方々と交流するなど、何度か朝日町に足を運んでいるうちに、仕事も職場環境も気に入り、転職することを決めました。」

転職の決め手

「私の移住は、仕事ありきの移住で、就職先がなかったら移住はしていなかったです」とキッパリ言う岩永さん。

「建築全般の仕事をできることはもちろんのこと、仕事内容だけではなく、社内にコミュニティスペースを持ち、地域に関わり地域に貢献している会社に魅力を感じたことも、大きなポイントでした。」

住宅の建築をしている会社というだけで選んだわけではなく、一緒に働くスタッフの方、家印株式会社の存在価値の大きさに魅かれたことが転職の決め手となったそうです。

開放的な会社の前でスタッフ全員集合

▷家印株式会社

ランチタイムはスタッフみんなで

家印株式会社では、職場のスタッフ全員が自分の名前入りのお茶碗とお箸を持っています。
そして、キッチンがあるので、女性スタッフがそのキッチンでお昼ご飯を作り、ランチタイムにスタッフみんなで、できたてのご飯をお揃いの名前入りのお茶碗とお箸で食べています。

「手作りご飯をスタッフみんなで囲んでいることも、この会社に魅かれた理由の一つでもあります」と嬉しそうに話す岩永さん。

また毎週木曜は、事前に予約をすれば誰でも一緒にランチを食べることができ、ランチを食べながら地域の人との交流ができます。ランチタイムも交流の場をつくりあげているアットホームな会社です。

野菜も盛りだくさん。女性スタッフの方の愛情がこもったご飯。

女性のスタッフの方からバレンタインデーに、スタッフ全員にプレゼントしてもらった名前入りお箸。

どこでも知り合いに会う

「住まいは、朝日町の空き家バンクで探しました。朝日町では、移住してきた人が空き家に住むと、3年まで、最大月1万円の補助が出ることもあり、単身にとって一軒家は広いですが、会社に近い少し小さめの空き家に住むことに決めました。

Uターンで富山に戻って来るまで朝日町に来たこともなく、知り合いもいなかったのですが、業者の方々やお客様が朝日町の方が多かったり、社長が同世代の方を紹介してくれたりしました。
また、仕事で役場に行くこともあるので、役場や町の地域おこし協力隊の方々と繋がったり、会社には「ニコニコハウス」というコミュニティスペースがあり、そこでの交流会やイベントに参加した方々と知り合いになったりと、朝日町での人の繋がりはどんどん広がっています。

最近では、車で走っていてすれ違う人や、飲み屋でバッタリと会う人など、至る所で顔見知りの人に出会います(笑)。」

田舎のほうがいい

すっかり朝日町に馴染んでいる岩永さんに、朝日町に来て困ったことや不満を聞いてみました。

「スーパーの閉店時間が20時と早いこと(笑)。21時まで開いていたら、仕事が遅くなった時など帰りに立ち寄れるのでいいなあ~。

あとは、都会と違って、車社会なので、お酒を飲むと代行運転を利用しなければならなくて、そこにお金がかかってしまうことぐらいかな。

不満よりも、移住して良かったことのほうがたくさんありますよ。
夜が静かなこと、人が少ないこと。大阪だったら、22時、23時でもたくさんの人が歩いているが、ここだと20時、21時で、もうほとんど人の姿がない。なので、心もざわつかず、家に帰って寝ようとなるし(笑)、会社の勤務時間帯も大阪時代と違って早めの時間帯に移行したこともあって、早寝早起きの規則正しい生活になりました。

あと、Uターンをした一つの理由にもなるのですが、実家が近くなったことです。ご飯を一緒に食べたりするなど親と過ごす時間が取れる環境になったことも、お互いに嬉しく思っています。

仕事も楽しく取組んでいますし、休日は朝日町のイベントに誘われて行ったりするなど移住してから地域の行事に参加するようになりました。誘い合わせて行かなくても、行けば誰かに会えるので、気軽に参加できます。

また、飲食店で、隣に座った人からすぐ話しかけられることがしょっちゅうあります(笑)。

その他にも、富山県内のイベントが思っていたよりも多いし、朝日町に素敵なキャンプ場があることなど、今まで知らなかった富山について、Uターンをしてから発見すること多々あります。帰ってきてみて、意外と出かけるところがたくさんあると感じています。車を持っていて、どこでも出かけたい人にとって、富山の立地・田舎暮らしは最適ではないかと思います。」

朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場

ヒスイ海岸で友達と戯れる岩永さん

 

 

 

 


岩永さんのお気に入り

自分の名前入りのお茶碗

毎日愛用している自分の名前入りのお箸

 

移住のアドバイス

移住を検討している地域に、季節を変えて、何度か訪れてみると良いと思います。1度だけではわからないので、1年くらいかけて検討するのもいいかと。

また、地域の情報や地域の方々と交流できるコミュニティスペースに足を運んでみたら、役場などでは手に入らない情報が聞けて地域性もわかると思います。私にとっては、会社の「ニコニコスハウス」がコミュニティの場で、そこで交流した人とお話して情報も得られました。

朝日町の中でも、海側、市街地、山側と地域性が違うので、やはり、実際に訪れて、その地域のコミュニティに入って、情報を入れるのがベストだと思います。

あとは、その地域での交流を広げたい人は、交友関係の広い人を1人友達や知り合いにしてしまえば、その人の声かけでどんどん広がっていきますよ。私の場合だと、朝日町で知らない人はいないというほど有名な社長の坂東さんが、自分と同じような年代な方などを紹介してくれました。

朝日町に移住して1年経って顔も広くなった岩永さん、今度は移住してきた人に、自分がいろいろ紹介できるそうです。