宇津徳浩さんは、大学進学で徳島県に、石川県の大学院を経て、東京都庁へ就職。
4年間働いた後に富山へUターンされました。
富山市建設部道路河川整備課に勤務し、今年で4年目です。
また、まちづくりに関わる活動に積極的に携わっていらっしゃいます。

 

21宇津 徳浩さん

 

—富山にUターンされた理由は?

もともとUターンは考えていました。
東京でも今と同分野の仕事をしていて、同じ仕事をするなら、地元でしたいと思いました。
また、富山のまちづくりに関わりたいと思っていました。
東京にいた時に、富山はそんなに田舎じゃない、面白いところだと感じでいました。
昔は視野が狭くて気づかなかったけれど、一旦富山を出て、富山の良さが見えるようになりました。

 

—どんなお仕事をされていますか?

道路の設計・工事発注・監督などの業務に携わっています。
現在、電線を地中に埋める工事や自転車走行空間の整備工事に関わっています。
この自転車走行空間の整備工事を行うにあたってはPI(Public Involvement 市民参画型道づくり)の住民ワークショップを行いました。
富山ではあまり行われていなかったことと、住民の方も道路づくりに主体的になってほしいと思い、企画しました。
意見を100%反映することは難しいですが、住民の方が理解できる道路になります。

 

—まちづくりについてどのような活動をされていますか?

富山に戻ってすぐに、越中大手市場実行委員会とNPO法人GPネットワークに参加しました。
越中大手市場は、富山市民プラザ前で2002年から続く毎月1回開催の定期市です。
会場の予約、広報、会場設営などを行っています。
GPネットワークは、グランドプラザを中心に、まちの中でのネットワークの広がり、まちの賑わいの創出に寄与する活動を行っています。
毎月1回のカジュアルワインパーティーや、グランドプラザのガラス屋根掃除を企画しています。

両方の活動を通して、色んな人と出会いました。
富山には思いを持って新しいことや創造的なことに挑戦しいる人が何人もいます。
でも、それを受け入れる場が富山にはあまりありません。
彼らの活動を受け入れ発展させる機会となる場を提供していきたいと思っています。

 

—まちづくりに関わるきっかけは?

学生時代に演劇をしていて、プロになるか、社会人になるか悩んだ時がありました。
そんな時、富山在住の周りの人には、演劇は趣味にして、安定した仕事を持った方が良いと言われました。
その時に、今の富山には、文化や新しいことを始める際に受け皿がないと思いました。
東京や金沢は創造性を持った活動する人たちが認められていると感じます。
彼らのような人たちの動きが見えることがまちの色になります。
地域やまちの色が確立することが、豊かさにつながると考えています。

 

—これからの目標は?

アートや演劇など創造性を持って活動する人たちが活躍する場を作りたいです。
彼らが活動することで、富山に住む全ての人が柔軟な捉え方を持ち、
富山に可能性を感じられるようになれば、もっと豊かなまちになると思います。
また、自身の生活を豊かにしたいです。
豊かさは与えられるものではなく、自分の日々の感性で生み出されるものだと思います。
人間として生きていく本質をなくしたくないですね。

 

—富山県内で「まちの色がある」、「面白い」と思うところは?

射水市の内川地区、南砺市の中では特に城端や井波です。
井波は町なかで職人が彫刻をする様子を見ることができます。
生活と仕事が結びついてるところが魅力的です。
でも、一番面白いのは富山市です!

 

※宇津さんが関わっているウェブサイト「とやまの時間」では「フトコロ豊かにをココロ豊かに」をテーマに、日本一“フトコロ豊かな”富山市民が過ごす日々の記録が集められています。
富山のくらしを垣間見れますよ。

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