四條さんは、東京のテレビ局でアシスタントディレクターとして、科学環境番組の制作に携わりました。
アシスタントディレクターにも、色々な仕事があり、四條さんは、丸一日、科学実験をしたり、取材先のアポ取りやクルーが泊まるホテルの手配等、幅広い仕事をしました。
四條さんの放送歴は、小学校の5年生までさかのぼります。
小学校、中学校と、放送機材が整備された放送委員会に所属し、お昼の放送や学習発表会、卒業式の編集などを行いました。
このようなことから、高校の部活動は、放送部に入部。
毎年、全国大会に出場するほどの実力のある高校です。
放送部では、2年間、主にテレビドキュメントの制作にあたりました。
本来であれば、3年間と思うところですが、高校2年生の一年間は、タイに留学していたそうです。
今でも、タイ語の日常会話は、問題なく話せるそうです。また、英語も、大丈夫とのことでした。
その後、東京の大学へ。
東京で生活していた四條さんに、高校の放送部の顧問の先生から、「富山のケーブルテレビで働いてみないか」と連絡がありました。
平成20年4月に、富山県にUターンし、黒部市・入善町・朝日町の1市2町をエリアとして、地域に密着した話題等を提供しているケーブルテレビ局「みらーれTV」に就職した四條さんは、これまでの経験を活かして、主に地域イベント紹介番組「インフォメーションNiikawa」の撮影や編集を担当しています。
現在の仕事については、「地域住民の方々と直接触れ合うことができ、楽しさを感じています。」とのこと。
富山県についてお伺いしたところ、
「東京など都会に比べれば人口は少ないし、物の豊富さも劣ると思います。
だけど、富山県は、何かしたいと思ったときに、何か出来る県だと思います。」とおっしゃっていただきました。
また、プライベートでは、音楽活動やMC活動もしています。
イベントの司会や、カフェでのライブやワークショップ、今後は養護学校や老人ホームでの音楽活動もしたいと考えています。
「仕事以外でも、賑わいや交流の機会をつくるため個人的にイベント等を行っていますし、これからも色んな企画を考えてみたいと思います。
音楽に年齢も人種も関係ありません。音楽を聴く側から参加する側に人が増えればいいなとも思っています!」