澤田さんとの出会いは、このコーナーで登場していただいた紹介した四條さんからのご紹介。
「友だちの輪」です。

「僕は営業が好きです」。
スーツをビシッと決めてお店のスタッフルームから登場した澤田さんは、本当に営業マンでした。

 

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神奈川県生まれ(本人の記憶にはない)、千葉県育ち、東京在住だった澤田さんは、2007年11月に富山にIターンしました。
現在28歳。いつもの通り「なぜ、富山に定住したのですか」と聞いてみた。
今までインタビューした人は、すべて「富山が気に入ったから」でしたが、澤田さんの場合は、「僕の営業の師匠が朝日町の人で、彼から『こっちで店を出すので、やってみないか』と誘われてやってきました」という理由です。

もっとも、東京で通信機器の営業をしていた時も、1年に1度は師匠に会いに朝日町に来ていたそうで、四條さんともその時からのお知り合いだそうです。

「別に富山が特に好きだった訳でもないです。雨が多いのも苦手なので」。
確かに今日は雨でした。

 

澤田さんのお仕事は、主に企業向けに携帯電話契約を取ること。
「個人の電話を仕事に使っているとセキュリティの不安などもあるので、そういう点を強調して営業に行っています」。

 

—富山では営業しやすいですか?

「東京に比べ企業の数が少ないので、そういう点は不利ですね。
でも東京では競争が激しく、飛び込み営業をしても、ほとんど門前払いされますが、こっちでは一応は聞いてもらえます。
営業はやりやすいです。また、皆さんいい人です、『なんていい人ばかりなのだろう』と思いますね。
だから、逆に裏切ることができません」。

「それと、東京ではドライに仕事が進んでいきましたが、富山県では人間関係で仕事が進むことが多いですね。
富山に来て会社回りをしていると『澤田さんだと富山県の○○出身ですか?あそこは澤田さんが多いから』という話をあちこちでされました」。

 

—富山に越してきて生活が変わりましたか?

「劇的に変わりました。まず買い物をしなくなりました。
特に服。東京にいた時は給料が全部服に化けていました。
それから『家で食事をする喜び』がわかりました。東京では99%外食でした。
やっぱり魚がうまいですね。スーパーで売っている刺身のうまさは絶品です」。

—ということは作ってくれる人がいるということですか?

「実は夏に結婚する予定です。相手は地元の人です。
そういえば、結婚式といえは、披露宴の引き出物が立派なのに驚きました。
東京だとギフトを選べる商品券程度ですが、こっちは手に持てない位引き出物がついていますね」。

 

「あと、車がないと生活できませんね。まったく電車に乗らなくなりました。
それから、こちらに来て、はじめて『代行』を使いました」。

 

—まだ若いし、東京に戻りたくはありませんか?

「営業の仕事は、どんな品物を売ろうと、どこで仕事をしようと、やることは同じです。
こっちの仕事は楽しいし、東京で仕事をしようとは思いません。
ただ故郷の千葉には帰りたいという気はあります。
でも結婚もするし、ずっと富山にいることになると思います」。

 

澤田さん、富山の女性は強いですよ。せいぜい尻に敷かれて幸せに暮らしてください。