魚津市の中央通り商店街に2012年オープンした魚津ご城下の台所「藤吉(とうきち)」は、こだわり食材の販売や、それらを使った手作り惣菜のテイクアウト、ランチ・ディナーを提供するカフェがひとつになったお店です。
代表・大野慎太郎さんは、大学進学で大阪、卒業後、京都で楽器販売に3年間携わったのちに、魚津市へUターンされました。

 

17大野 慎太郎さん

 

—Uターンのきっかけは?

長男なので、いずれは魚津に戻って家業を継ぐつもりでいました。
また、商店街の衰退や跡継ぎのいない店などの問題もなんとかしたいと言う思いがありました。

 

—お店をオープンしたのは?

Uターンしてからは実家の食品卸の仕事に就きました。
でも商品は誰でも扱えるものがほとんど。
他の店にはないものを置こうと、現在、当店で扱っている商品を少し置いていましたが、実家の店頭では、あまり売れませんでした。
売り場の雰囲気に合わなかったことが一因かも知れません。
なので、商品が映える売り場を作りたかった。

また、面白いものや場所があっても車がないと出かけられないことが多く、それなら自分が面白いものを作ればいいと、このお店を作りました。
物販は、少し高価ですが体にやさしく美味しい食材や調味料、魚津をはじめ地元ブランドの製品を扱っています。

お惣菜のテイクアウトは、お客様からのご要望で始めました。
お子さんからご年配の方まで誰もが食べられるよう、塩分と油分を控えて手作りしています。
素材にもこだわり、なるべく地元の野菜や魚介などの食材を使用しています。
買いやすいように価格は低めに抑えています。

今後は県内でこだわりを持って作っている方の商品や野菜なども置きたいと考えています。
このお店をすることで、地元で起業したい人や仲間の刺激になればと思っています。
商店街には、若手の跡継ぎが何人かいます。
彼らとともに、小さなお店の個性が魅力の活気ある商店街にしていきたいです。

 

—魚津に戻って感じることは?

気持ちが楽ですね。
農産物・海産物をはじめ、食べ物は何でもおいしい。地元の食材のレベルは高いです。
魚津で暮らしていると、自然に生かされていると感じます。

 

—今後の夢は?

関西の人は、富山県を知らない人が多いです。魚津市はほとんど知られていません。
日本中で、魚津市や富山県の知名度を上げたい。
そのための導入部分として、お店から魚津ならではの新しい商品を作りたいです。
都会でも売れるクオリティのものを作り、魚津を知ってもらうきっかけになれば、そこから暮らし体験や宿泊に繋がるかもしれない。
イベントを企画して、魚津に人を呼びたいです。
お店を道の駅や観光案内所もミックスしたような場所にしていきたいですね。

 

▶︎魚津ご城下の台所「藤吉(とうきち)」facebookページ