越澤勝さんは、大学進学で北海道へ。
卒業後東京のレコード会社に就職し、東京、名古屋、札幌での転勤を経て退職。
1999年に富山へUターンされます。
現在は音楽や販売促進関連のイベント企画・制作会社オレンジヴォイスファクトリー代表取締役専務を務め、中小企業診断士としてもご活躍されています。

 

22越澤 勝さん

 

—Uターンのきっかけは?

東京のレコード会社では、編成業務、宣伝業務、アーティスト育成業務など様々な仕事に携わりました。
札幌勤務時、大きな勘違いでしたが(笑)「会社でやるべきことはやり尽くした」と感じ、新たな仕事をしようと思い立ちました。
妻も富山の出身で「富山へ戻れるなら退職していい」という了解があり、夫婦でUターンを決めました。

 

—会社経営と中小企業診断士と両立されることになったいきさつは?

富山に戻り、6年間地元の会社数社に就職を繰り返しました。
東京で働いていた会社は一部上場の企業だったので、地元の中小企業の組織力・パフォーマンス力、そして待遇面などの格差の大きさを知り驚きました。
経営者に経営改善の提言をするため、そして家族の将来的な経済基盤を確保するため実践的な資格が必要だと考えました。
大学の経営学科で学んだ経験を活かすには適切な資格だと思い、中小企業診断士の資格を取得しました。
一方、大学卒業以来携わってきた音楽文化ビジネスにも未練が残っていたのですが、以前コンサート会社で同僚だった音楽業界経験者が独立することになり、共同経営を誘われたため、本当は中小企業診断士として個人開業するつもりでしたが、共同でオレンジヴォイスファクトリーの設立にも携わることになりました。

 

—それぞれの仕事での目標は?

音楽に携わる仕事では、良質な音楽を多くの人に広めたい、さらにアーティスト・演劇・映画・パフォーマンスなど様々な表現手段をいろいろな形で紹介していきたいと思っています。
また、会社に関わるスタッフが安心して生活を送れる、仕事を楽しみながら共にエンターテインメントを提供していける企業にできればと思います。
中小企業診断士の仕事としては、日々の企業経営に悩んでいる経営者や企業の支援を積極的に実践していきたいと思っています。
そのためにも、自分の問題解決力や提案力をさらに磨いていきたいです。
もちろん、夢に向かって継続的に努力されている企業も多く、夢を語る経営者の皆様から
自分自身も多くのことを勉強させてもらっており、大変やりがいのある仕事です。
二つの違った仕事を通じて、多方面の方と深い関係性を作り、地域に入り込み、場合によっては双方をリンクさせながら人とのつながりをさらに増やしていきたいと思っています。

 

—Uターン後の富山の印象はいかがですか?

実は、高校生の頃は、富山には何の楽しみも縁もないと思っていて、二度と戻ってこないつもりでした。
実際に戻ってからは、新たな多くの出会いがありました。
また家族を通じて新しいコミュニティが生まれました。
そんな中で、一度は途絶えていた学生時代の友人たちとの親交も復活しました。
友人たちは、損得勘定の無い、親身になった色々なアドバイスをくれるので、本当に感謝しています。

富山の環境は、世間で言われる通り住みやすく恵まれたものですね。
高校生までの行動範囲は富山市内くらいでしたが、Uターンして全県いろいろなところをまわってみると、新たな発見が多いです。
行政の地域広報イベントに携わることもあり、まだまだ県内各地に体験すべきところ学ぶべきところ、そして紹介していくべきところなど潜在的観光資源がたくさんあると実感しています。

 

▶︎オレンジヴォイスファクトリー