高岡市でFacebookに投稿したタイムラインを、そのまま一冊の本にできる日本唯一のサービスを行っているハピログ株式会社。ハピログ株式会社で働くみなさんのほとんどがIターン・Uターン者です。サービスを広めるため、様々なことに挑戦し続けているハピログ株式会社の中林さん、寺本さん、大久保さんにお話を伺いました。
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高岡の刺激に

ハピログ株式会社代表取締役の中林秀仁さん。ハピログ株式会社のサービスを広めるため、全国各地を飛び回っています。中林さんは兵庫県のご出身です。1994年から14年間日本マイクロソフト株式会社に勤めた後、現在も共に働く筏井哲治さんと起業。筏井さんが高岡出身ということ、事業コストを比較的低く抑えることができることや、外に売りに行く商人気質が残っている地域でもあるということもあり最終的にたどり着いた場所が高岡市本丸町でした。

「高岡はものづくりの町として有名なのはもちろん、それだけではなく経営や起業に必要な情報や人材、起業も揃っている様に感じます。これから新しいビジネスが増えていくことで、さらにいいものが生まれるのではないかと思います」。

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代表取締役の中林さん

 

移住する直前までマイクロソフト社の北陸支店に勤めていたため、金沢に住んでいた中林さん。引越しの際には苦労もありました。「高岡の中心部では空き家はあるのですが、賃貸だと一人暮らし用の家が多く広い家があまりありません。家族がいるので、広い家を借りたいと思い探すのに時間がかかりました」。

2014年からハピログ株式会社としてサービスを提供し始め、現在2年目。高岡の暮らしはどのように感じていらっしゃるのでしょうか。

「衣食住に関しては必要なものが揃っていて申し分ないです。富山市にも金沢にも行きやすい場所ということも、仕事をする上で便利だなと感じています。そして、人がいい!これに尽きます!」

 

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留学先での出会い

寺本真之さんと大久保明翔さんはは埼玉県のご出身。お二人とも大学卒業後の2012年に語学学校に通うためフィリピンに行き、同じく語学を学ぶため留学していた中林さん・筏井さんと出会います。そこで意気投合し、帰国後筏井さんの住む高岡に訪れたことをきっかけにハピログ株式会社のメンバーとして共に歩む道を選ぶことになります。

お二人は現在、オフィスでもある一軒家の2階に住んでいます。

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埼玉県出身の寺本さん

 

移住後、住む場所が変わったことで時間の使い方も変わったと話してくださったのは寺本さん。「移住してすぐは知り合いもいないので、時間の使い方が変わりました。趣味や自分のことに集中できるようになりました」

寺本さんは現在は毎朝高岡市内を走っているそう。高岡の中心市街地で開催されるランニングイベント「高岡ねがいみち駅伝」に会社のみなさんと参加したというエピソードも聞かせてくださいました。

また富山県のご当地アイドル「ビエノロッシ」が好きな寺本さん。驚いたのが、メンバーの情報提供や、ミニゲームもできるアプリ「ビエノロッシ(公式)」の制作もしたということ。「こうやって自分の得意な分野で好きなことを発信していけたらいいなと思います。こういうことができるのも、自分の時間ができたことが理由のひとつだと思います。身軽な人は、興味があるなら一度行ってみたい場所に行ってみたらいいと思います」。

 

 

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埼玉県出身の大久保さん

 

高岡に来て伝統工芸に触れる機会が増えたと話してくださったのは大久保さん。「金沢に近いこともあり、お茶や生け花、着物などの文化を経験できています。これまではそういう機会がなかったので、良かったなと思います。趣味のひとつにけん玉があるのですが、たかおか軒下マルシェで高岡の子どもたちに教える機会もありました。楽しかったですよ」。

高岡市の土蔵造りの街並、山町筋のお家の軒下で開かれるたかおか軒下マルシェ。そこでハピログ株式会社が出店しているけん玉体験は毎年大好評です。他にも高岡御車山祭などにも積極的に参加されています。

ご実家を離れるにあたり不安はこともあったそう。「おばあちゃんっ子だったので、おばあちゃんを置いて家を出たのが心残りではあります。今は半年に1回程度ですが、実家に帰って会うのが楽しみです」。

現在はオフィスに住み、寺本さんと家事を分担して行っています。「富山はやっぱりごはんが美味しいです。分担して家事をするので、自分の時間もできるし料理もするようになりました。近くにはあまり飲みに行く場所がないので、外でお酒を飲める場所が増えたら嬉しいなと思います」。

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ハピログでが作ることができるフォトブック

 

高岡でできること

ハピログ株式会社では、Facebookやinstagram、twitterの投稿をそのままにフォトブックにするという日本で唯一のサービスを提供しています。最短3分でできるフォトブックは小さなお子様のいらっしゃるママ層を中心に、現在富山県内だけではなく全国的に広がっています。「忙しい毎日でも、フォトブックとして形に残してみることで家族の会話が増えたり、Facebookへの投稿の仕方が変わったり、せっかくだから外出してみたりと生活に変化が現れたと言ってくださるお客様もいらっしゃいます。それが本当に嬉しいです」と話してくださった中林さん。

最後にこれからの目標を話してくださいました。「ハピログ株式会社のサービスを富山だけではなく全国に広めていきたいです。高岡はこれからもっと新しいビジネスが生まれていくと思います。高岡で頑張っている皆さんを見て、高岡でもできるんだなと思ってもらえたら嬉しいです」。


寺本さんのお気に入り

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富山のご当地アイドル「ビエノロッシ」のみなさんと撮影した写真。

 

大久保さんのお気に入り

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趣味のトランペットと、たかおか軒下マルシェで大活躍だったけん玉